講義の目的・ねらい(講義概要) | 現在、社会・学校・家庭のシステムは大きく変化しており、そこで求められる生徒指導・進路指導の姿も大きく揺らいでいる。いじめ、不登校、暴力や非行などの児童・生徒の非社会的問題行動や反社会的問題行動を始め学業不適応、進路発達等多くの課題が存在しており、従来の生徒指導・進路指導の理論では間に合わないことも多い。そのような状況で有効な生徒指導・進路指導のあり方について、以下の5点について理論的かつ実践的な視点で学ぶことを通じて考えていくことを目的とする。(1)生徒指導とは、(2)生徒指導の体制と諸問題、(3)教育相談の意義と内容、(4)キャリア教育の意義と内容、(5)キャリア教育の具体的な展開。
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講義内容・演習方法(講義企画) | 専門の文献講読を通じ、生徒指導・進路指導についての知識を深める。その後、学生同士の議論をもとにグループで取り組む研究テーマを決定する。そして、実際に調査を実施し、論文としてまとめる作業を通じ、生徒指導・進路指導に関する具体的かつ実践的な理解を深めることを目的とする。
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評価方法・評価基準 | 文献講読のレポートの完成度および調査への関与度、論文の完成度をもとに評価する。
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履修の条件(受講上の注意) | 自分の意見をしっかり持って発表し、かつ他者からの意見を素直に受け止め、自分の意見を洗練していくことが望まれる。
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教科書 | なし
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参考文献 | 講義中適宜指示する
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特記事項(その他) | なし
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